子供の頃、新宿の都電通りにこの「首」上映中の大きな絵看板がかかっているのを
都電の中から見たことがある 暴風雨の中、墓を暴いているシーン
なんだかおぞまし気な映画、という印象は強烈だったものの
その後見る機会もなく忘れていたがDVDになっていたとは有り難い
正木弁護士はパフォーマンスが多い人 のような気がしていたが
正義を貫く立派な方だったんですね
映画を観て思ったのは、昔はいい顔の俳優さんが多い
官僚学者警官労働者などがそれぞれの階級の雰囲気を出して
特に古畑教授の佐々木孝丸さんと実行した用務員さんはすばらしかった
どんなに良い映画だって埋もれて消えてしまえばそれまでなんだから
この作品のようにどんどん発掘して見せてほしいです
喜劇にっぽんのおばあちゃん とか。