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日本の暦 (新人物往来社文庫) 文庫 – 2012/9/7
『歴史読本』編集部
(編集)
「立秋」を過ぎても暑さが緩まないのはなぜ? 「節分」で豆を食べるのはなぜ? 「雛祭り」ではなぜ人形を飾るの? 一見関係ないこれらの疑問ですが、実は旧暦と密接な関係があるのです。
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社新人物往来社
- 発売日2012/9/7
- ISBN-10440404240X
- ISBN-13978-4404042408
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登録情報
- 出版社 : 新人物往来社 (2012/9/7)
- 発売日 : 2012/9/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 255ページ
- ISBN-10 : 440404240X
- ISBN-13 : 978-4404042408
- Amazon 売れ筋ランキング: - 818,419位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 46位新人物往来社文庫
- - 4,587位文化人類学・民俗学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それほど劣化していず、想像していたよりも良い状態だったので星4つとした。
2015年2月24日に日本でレビュー済み
歴史小説や時代劇、落語をより深く楽しむのに役立つ本である。
本書を読む前は、「旧暦は太陰暦で、新暦と1カ月くらいズレている」程度の知識だったが、この本でズレの蓄積と修正の仕組みがよくわかった。
太陰暦(ひと月が29日間か30日間)の12ヶ月ぶんだけだと太陽暦の1年365日と約10日のズレがある。砂漠ならイスラム暦のような純粋な太陰暦でも問題にならないのだろうが、四季の移り変わりがある日本では放っておくと太陰暦の暦と実際の季節とが毎年10日ずつズレてしまうので気持ちが悪い。そこで19年間に7回の『閏月』を入れてズレを修正するという「太陰太陽暦」を採用したという。
ただし、閏月を入れる直前・直後でまとめて1カ月ぶんの修正がなされることになるので、農業の種まきなど、正確な季節を知りたい人びとのために、別途「二十四節季」(立春、啓蟄、穀雨、冬至など)も計算していたとのこと。太陽暦に慣れてしまった我々には、二十四節季なんて、朝のニュース冒頭のネタといった印象だが、昔の人にとっては非常に重要なものだったのである。
上記の他にも、時刻、方角、節句などの解説もあり面白い。
(最近話題の『旧暦2033年問題』には直接は触れていないが、マニアックな同問題の意味(閏月をいつ挿入するかというルールが、二十四節季との関連で決まっていることから2033年に生じてしまう問題)を理解するのには役立つと思う)
本書を読む前は、「旧暦は太陰暦で、新暦と1カ月くらいズレている」程度の知識だったが、この本でズレの蓄積と修正の仕組みがよくわかった。
太陰暦(ひと月が29日間か30日間)の12ヶ月ぶんだけだと太陽暦の1年365日と約10日のズレがある。砂漠ならイスラム暦のような純粋な太陰暦でも問題にならないのだろうが、四季の移り変わりがある日本では放っておくと太陰暦の暦と実際の季節とが毎年10日ずつズレてしまうので気持ちが悪い。そこで19年間に7回の『閏月』を入れてズレを修正するという「太陰太陽暦」を採用したという。
ただし、閏月を入れる直前・直後でまとめて1カ月ぶんの修正がなされることになるので、農業の種まきなど、正確な季節を知りたい人びとのために、別途「二十四節季」(立春、啓蟄、穀雨、冬至など)も計算していたとのこと。太陽暦に慣れてしまった我々には、二十四節季なんて、朝のニュース冒頭のネタといった印象だが、昔の人にとっては非常に重要なものだったのである。
上記の他にも、時刻、方角、節句などの解説もあり面白い。
(最近話題の『旧暦2033年問題』には直接は触れていないが、マニアックな同問題の意味(閏月をいつ挿入するかというルールが、二十四節季との関連で決まっていることから2033年に生じてしまう問題)を理解するのには役立つと思う)