【1月11日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は10日、FWフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)が前週末のASローマ(AS Roma)戦で左膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷したと発表した。同国代表のキエーザは今季絶望がほぼ確実とみられており、W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けたプレーオフも欠場する見通しとなっている。

 アウェーのユベントスが4-3の乱打戦を制した9日の試合で、前半のうちに負傷交代となった24歳のキエーザは手術が必要だという。

 ユベントスはキエーザの離脱期間について明かさなかったが、靱帯損傷は回復に数か月を要すため、地元メディアは今季絶望だと報じている。

 そのためキエーザは、3月末の北マケドニア戦から始まるW杯に向けたプレーオフも欠場することになる。

 昨夏、イタリア代表の中心選手として欧州選手権(UEFA Euro 2020)優勝に貢献したキエーザの不在は、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督にとって大きな打撃になる。(c)AFP