【11月23日 AFP】ボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏が22日、自身のインスタグラム(Instagram)のアカウントで、現役復帰をにおわせるようなメッセージを投稿した。

 元世界ウエルター級王者のメイウェザー氏は、ボクシングトランクスをはいて手にはバンデージを巻いた姿の写真に、「2020年に引退生活を抜け出す」と書き込み、それ以上の情報は付け加えなかった。

 同日の別投稿では、総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のダナ・ホワイト(Dana White)代表と、来年のイベントに向けて仕事をしていることも明らかにしたが、「@danawhite(ホワイト代表)と自分は再び一緒に仕事を進め、2020年にまたもや壮大なイベントを世界にお届けする」とつづっただけで、詳細は何も説明しなかった。

 ホワイト代表とのコラボレーションでは、2017年8月に米ラスベガスでUFCのスーパースター、コナー・マクレガー(Conor McGregor)とのメガファイトに臨み、TKO勝ちを収めたが、競技としてのボクシングはこれが最後となっている。

 42歳のメイウェザー氏は、その2年前に行われたアンドレ・ベルト(Andre Berto)戦を最後に、プロボクシングでは49戦無敗の成績を残して現役を引退。昨年12月には、キックボクサーの那須川天心(Tenshin Nasukawa)と3ラウンドの格闘技イベントを行い、わずか1ラウンドで勝利を収めた。(c)AFP