【6月23日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のアルバート・プホルス(Albert Pujols)が22日、敵地で行われたセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)戦で本塁打を放ち、古巣のファンから総立ちの祝福を受けた。試合はカージナルスが4-2で勝利した。

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 2011年にエンゼルスへ移籍して以来、初めてビジターとしてブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)でプレーしているプホルスは、すでに前日に熱烈な歓迎を受けていた。

 打席に立つたびに声援を受ける中、この日はカージナルスの先発ダコタ・ハドソン(Dakota Hudson)から7回に反撃の13号ソロ本塁打を放った。客席ではスタンディングオベーションが起こり、プホルスもダッグアウトから飛び出してカーテンコールに応えた。

 11年にわたり所属したカージナルスでは、キャリア通算646本塁打のうち445本を記録。その間に3度のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に選出され、チームの2度のワールドシリーズ制覇に貢献した。

 プホルスは「負けてしまったのは本当に残念」「でもファンに特別なことができたと思うし、このシリーズは最高だった」「本塁打を打てたことを神に感謝している。塁を回っている時は観客の声しか聞こえなかった。みんな興奮していたね」と話した。(c)AFP