働く妊婦の4割出勤 勤務先の対応に不満も
2020年06月12日 06時11分
新型コロナウイルスの感染が広がる中、妊婦の約4割が在宅ではなく出勤を主とする働き方をしていることが、民間企業「ポーラスタァ」(東京)によるアンケートで分かった。医療従事者に限ると6割を超えた。
アンケートで勤務態勢が「出勤、出勤が多め」と答えた全体の約4割のうち、フルタイムで働く人は約29%と最多で、時短勤務は約6%、パート・アルバイトは約4%。医療従事者ではフルタイムが4割以上だった。
出勤を望まず勤務先に相談した人の中で、約39%が結果に「不満」と回答。「妊婦だからと特別休暇を取らせるのは不公平だと取らせてくれない」との声も寄せられた。