「美人銭湯絵師」の盗作疑惑に見る「虚像」による文化破壊

2019年4月17日(水)18時30分
内村コースケ(フォトジャーナリスト)
ニューズウィーク日本版

<湯気の向こうに揺れる富士山を眺めながら露天風呂気分に浸る─。消えゆく昭和の庶民文化の一つに数えられる銭湯の「ペンキ絵」の界隈で、過去最大級の盗作疑惑がインターネット上で炎上している。3人しかいない銭湯絵師の1人の愛弟子を名乗っていたアーティスト兼モデルの勝海麻衣(かつみ・まい)氏(25)の作品のほとんどが、実は他の作家の作品の「パクリ」だったという衝撃的な疑惑だ>

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