東京ビッグサイト イベントのマフィンで数人が腹痛など訴え

11月11日と12日、東京ビッグサイトのイベントで販売されたマフィンを食べた数人が腹痛などの症状を訴えていることがわかり、店がある東京 目黒区の保健所は、対象のマフィンを食べて、体調が悪くなった人は最寄りの保健所に相談するよう、呼びかけています。

目黒区保健所によりますと、11月11日と12日の2日間、東京ビッグサイトで開かれていたイベント、「デザインフェスタ」に出店していた区内の焼き菓子店「Honey×Honey xoxo」が製造・販売したマフィンについて13日に購入した人から「納豆のようなにおいと糸を引いているのを確認した」と連絡があったということです。

さらに、14日以降これまでにマフィンを食べた合わせて3人から腹痛やおう吐、下痢の症状を訴える内容の連絡があったということです。

いずれも症状は軽いとみられるということです。

マフィンは合わせて9種類で3000個が完売し、自主回収が進められています。

目黒区保健所は購入したマフィンをまだ食べていない人はこれから食べないようにまた、すでに食べて体調が悪くなった人は最寄りの保健所に相談するよう、呼びかけています。

また15日、店に立ち入り検査に入るなど、原因についても調査を進めています。

店は取材に対し、「このたびは管理が行き届かず、このような事態となり、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。保健所と相談しながら自主回収などの対応を進めてまいります」とコメントしています。