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「開き直って」2年連続最多安打の中日大島「誰も経験したことがないシーズン…結果は後からついてくる」

2020年11月14日 19時00分

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2年連続で最多安打のタイトルをとった中日・大島

2年連続で最多安打のタイトルをとった中日・大島

 14日にセ・リーグの全日程が終了し、大島洋平外野手(35)は2年連続となる最多安打のタイトルが決まった。
 今季146安打を放った大島は「続けて取れたということが良かったです。自分の中で評価できると思います」。昨季はプロ10年目にして初の打撃タイトルとなったが、それを2年連続で取れたことを、何より喜んだ。
 もっとも、険しい道を乗り越えてのタイトルであった。「今年はかなり過密日程でハードでしたけど、1年間通して大きなけがなくプレーできたことが良かった」。コンディションを整えながら試合に出続けることに安堵感を漂わせた。コロナ禍となった今季は、長い自主練習期間など紆余曲折を経て、120試合の変則シーズン。「すべてが誰も経験したことのない状況でシーズンに入ったのですが、開き直って結果は後からついてくるぐらいの気持ちでいました」。こんな心構えもまた、タイトル獲得の要因だったかもしれない。
 来季以降へ向け「今年は久しぶりにAクラスに入りましたし、チームが優勝を目指す中でいいきっかけにしたいですね」と、目標とするV奪回へチームをけん引する決意を示した。
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