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広島市は6月3~11日、同市中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザで、プロ野球・広島東洋カープの歴史を草創期から振り返る企画展「市所蔵資料でたどるカープの軌跡」を開催する。戦後復興に立ち上がった市民に勇気を与えたチームの歩みなどを、ユニホームなど約50点で紹介。市が所蔵するカープの資料が一堂に会するのは約7年ぶりとなる。
企画展は、カープの歴史を語り継ぐ活動を続ける広島市の市民団体「カープかたりべの会」との共催で、広島市立大も協力した。1954年のフィリピン遠征で使用したユニホームや、初期に応援団を務めた広島電鉄社員の法被、写真パネルなどを展示。市民の支えで存続危機を乗り越え、「赤ヘル」をシンボルに球界の覇者となった道のりや、その後の黄金時代を伝える。
入場無料。「かたりべの会」も期間中の平日に2回、土・日曜に3回、会場でトーク会を開く予定。開場は午前10時~午後5時。最新情報は2次元コードで確認できる。問い合わせは市文化振興課(082・504・2500)。