福島県 東日本大震災の追悼式典 コロナ禍前の規模で開催へ

福島県は、東日本大震災から12年となることし3月11日の追悼式典について、4年ぶりに政府関係者などを招いて、コロナ禍前と同じ規模のおよそ500人が出席する形で開催することを決めました。

福島県は毎年3月11日に東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興を祈る式典、「東日本大震災追悼復興祈念式」を開催しています。

新型コロナの感染拡大の影響で、3年前は、知事や遺族の代表など出席者を5人に限定したほか、2年前と去年は、一般の人の参列を見合わせたうえで県内の関係者を中心におよそ300人が出席して開催しました。

ことしの式典について、県は、新型コロナの感染者数が減少してきていることなどから、4年ぶりに東京から政府関係者などを招いてコロナ禍前と同じ規模のおよそ500人が出席する形で開催することを決めました。

一方、一般の人の参列を見合わせる対応は継続するということです。

また、式典の様子はインターネット中継するほか、式典終了後には会場で献花を受け付けます。

県主催の追悼式典は来月11日の午後2時半から福島市の「パルセいいざか」で行われます。