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「客観報道」を注文 習氏が記者会見―中国

2022年10月23日20時56分

23日、北京の人民大会堂で記者団の前に立つ中国共産党の新たな最高指導部。左から習近平総書記(国家主席)、李希、蔡奇、趙楽際、李強、王滬寧、丁薛祥の各氏

23日、北京の人民大会堂で記者団の前に立つ中国共産党の新たな最高指導部。左から習近平総書記(国家主席)、李希、蔡奇、趙楽際、李強、王滬寧、丁薛祥の各氏

 【北京時事】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は23日、人民大会堂で国内外記者と会見し、同日発足した最高指導部の政治局常務委員を紹介した。習氏は演壇で20分以上演説。中国に関し「客観的な報道」をするよう注文も付けた。
 同日正午すぎ、政治局常務委員7人は習氏を筆頭に序列順でステージへ。習氏は3期目入りを果たし、側近らで人事を固めた安心感からか、足取りや話し方は終始落ち着いていた。記者からの質問は禁じられ、会見は約25分で終了した。
 習氏の演説中、他のメンバーは直立不動の姿勢を維持。日本の官房長官に当たる中央弁公庁主任の丁薛祥氏は正面ではなく習氏の方にばかり視線を向けていた。

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