事務総長任期、1年延長 ウクライナ危機対応で―NATO
2022年03月25日01時41分
【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)は24日の緊急首脳会議で、ストルテンベルグ事務総長(63)の任期を1年延長し、来年9月末までとすることに合意した。ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けた危機対応が続く中、交代によって空白を生じさせるべきではないと判断したとみられる。
ストルテンベルグ氏はノルウェー元首相で、2014年に事務総長に就任した。任期延長はこれで3回目。今年2月にノルウェー中央銀行の次期総裁に任命され、12月をめどに就任する予定だった。