あの“学校放送番組”たちと、伊藤万理華、チョーさん、ストレッチマンが共演!

キャッチコピーは
「じぶん かくど かわる」

NHKは半世紀以上にわたり、Eテレで学校向けの教育番組を放送することで、子どもたちの学びをサポートしてきました。GIGAスクール構想による1人1台端末時代、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けた休校など、教育を取り巻く状況が大きく変わる中、長年子どもたちや教育現場を支えてきた「NHK for School」をあらためて楽しんでいただく企画を展開します。

キャッチコピーは、番組視聴をきっかけに変わっていく子どもたちの様子を「角度」で表した「じぶん かくど かわる」これまでに放送してきた学校放送番組がにぎやかによみがえるショート動画や、子どもたちの「かくどがかわる」様子を追ったドキュメント動画など、「NHK for School」が長年にわたりお届けしてきた魅力を集め、放送やWEBサイトから発信していきます。

「NHK for School」は、これからも子どもたちを新たな世界とつなげ、「知りたい」「やりたい」「変わりたい」気持ちを刺激しつづけていきます。どうぞご注目ください。

スペシャルムービー「じぶん かくど かわる」

今回、伊藤万理華さんが演じるのは、過去から現在までの学校放送番組(NHK for School)を見て楽しむ、ナビゲーターです。教室でみんなと一緒に番組を見たり、家で番組を見たりしながら、懐かしのキャラクターたち(チョーさん、ストレッチマン、どんくん、ポッケ、ノンタック、がんこ、がんぺー)と一緒に、歌とダンスで盛り上げていきます。

【出演】
伊藤万理華
チョー
宇仁菅真
どんくん(「ワンツー・どん」)
ポッケ(「いってみよう やってみよう」)
ノンタック(「それいけノンタック」)
がんこ、がんぺー(「がんこちゃん」シリーズ)

【うた】
tofubeats feat. 日髙のり子・伊藤万理華

【音楽】tofubeats

【放送予定】総合、Eテレで随時

【Web公開予定】3月9日(水)(「じぶん かくど かわる」サイト内)

伊藤万理華さん メッセージ

小学校の時、授業でNHK for Schoolを使っていて、“がんこちゃん”などを見ていました。
がんこちゃんは一番よく見ていたキャラクターだったので、今回の撮影現場に本物がいる!ということですごく緊張しました。ほかのキャラクターたちも大集合してますし、ストレッチマンさんやチョーさんというレジェンドがそろっていて、新参者がここにいてもいいのだろうか、という不安はあります。
NHK for Schoolを見ていた側から、大人になって演じる側、子どもたちを楽しませる側になって、このテンションを保っていけるよう模索しながら、力まずに楽しみたいと思います。

チョーさん メッセージ

「たんけんぼくのまち」(1984年〜1992年放送)

このスペシャルムービーでは、30数年前の、“チョーさん”として初代のメガネをかけています。一度、「たんけんぼくのまち」のロケで海に飛び込んだときになくしかけたのですが、カメラマンが海に漂っているメガネを奇跡的に見つけてくれて…。いまも大切にしている思い出のメガネです。久しぶりにこの格好をして、皆さんが悲しくならないか心配で心配で(笑)。でも、自分が楽しければ見ている子どもたちも楽しいだろうなっていう気持ちで、楽しくやりました。ストレッチマンとも初共演です。

【チョーさんを演じるうえで心がけていること】
「たんけんぼくのまち」を見ていた子どもたちは、チョーさんが働いているお店で、チョーさんが実際に働いていると信じています。あるとき、遠足でお店にやってきた子どもたちが、「チョーさんいますか?」とたずねてきたことがあったそうです。とても純粋に見てくれていることが分かり、大人も生半可なまはんかなことでやってはいけないなと感じました。番組の設定を、子どもたちに対して、通し続けることが大切だと考えながら“チョーさん”をやっていました。

宇仁菅真さん メッセージ

「ストレッチマン」シリーズ(1994年~放送中)

若いころ見ていたチョーさんがいて、自転車も生で、いや~本当に感動しました!

【ストレッチマンを演じるうえで心がけていること】
ストレッチマンとして27年やっていますが、「ストレッチマンシリーズ」は特別支援学校・学級向けの番組です。障害のある子どもたちとどう接したらよいのか、自分なりの答えが見つからない時代も7、8年ありました。ただ、当時のディレクターの方が、現場で子どもたちと本気で向き合う姿を見て、自分の中ですごく力が抜けて、子どもたちと関係を密にしていくことができました。自分の中での「かくど」がかわった経験です。子どもたちと一緒につくる番組は、リハーサルというのが通用しない、本気の場面をパッと撮らないと新鮮さが全部なくなってしまう、という感覚があります。ドキュメンタリーとお芝居の間のような、イベント的なライブ感も出たほうがよいということを考えながらやっています。

音楽・うた 
tofubeatsさん メッセージ

「じぶん かくど かわる」は、歴代の学校放送番組のタイトルが歌詞に次々登場する曲で、作りながら懐かしく感じる番組、たくさんありました! がんこちゃん、ストレッチマン、そしてなぜか「いってみよう やってみよう」がとても心に残っています。大人になってから見ている番組もたくさんあるので、アイデアがとまらなくて、泣く泣く切るのが難しかったです。シンプルに、小さい子でもわかるような言葉で、Eテレさんのメッセージがストレートに伝わることを意識しました。
“学び”って、自分の“好き”や知的好奇心を突き詰められることで、それができる人にあこがれるし、とてもすばらしいことだと思います。
いつまでも学びが好きな人って、かっこいい! それを後押しできるといいなと思って作りました。

うた 
日髙のり子さん メッセージ

一度聞くと耳に残り、また聞きたくなる曲ですね! 映像も拝見すると懐かしいタイトルがたくさん入っていて…子育て時代に見ていた「いってみよう やってみよう」のポッケ!、「さわやか3組」、そして私の世代ですと「明るいなかま」。学校放送の歴史を感じながら、“角度を変えて見れば明るい未来が開ける”というテーマがダイレクトに伝わります。
学校放送番組は、小学校での道徳の時間から、子育て時代は子どもと一緒に見て、自分が関わる形でも長く、私にとって常にそばにあるチャンネルです。心が穏やかになるし、勉強にもなるし、すごく安心して見られる。楽しんでいるうちに覚えてしまうところも多いと思います。
Eテレに関わるようになってからは特に、子どもたちにもそれぞれ特徴があり、すべての子をちゃんとフォローしていることを感じています。人形劇でも、あえて個性が出てくるようにキャラクターづけをして描き、自分も周りも人と関わることを覚えていく、という導きが込められています。演じている「がんこちゃん」のカタツムリのツムは、恥ずかしがりやでうまく気持ちを伝えられず泣いてしまうことが多いけど、伝えたい思いがたくさんあって、言える機会を待っているところがある。単純に気が弱い子、というくくりつけではなく、演技しながらキャラクターを作っていくので、ふとした時にその子の個性がでてくるお芝居になるんです。とても繊細にキャラクターを捉えるところが、最初のころは難しく、今はおもしろいところだと思っています。

「じぶん かくど かわる」ドキュメント動画

【3月21日(月)以降放送・配信予定】
①じぶん かくど かわる「はりきり体育ノ介」編
②じぶん かくど かわる「おはなしのくに」編

【3月28日(月)以降放送・配信予定】
③じぶん かくど かわる「しまった!」編

スペシャルWEBサイトオープン

  • 年代別「思い出に残る学校放送番組」ランキング公開!
    年代ごと(10代、20代、30代、40代、50代、60代)に聞いた「思い出に残る学校放送番組」ランキングを随時公開していきます。

  • 思い出に残る学校放送番組とそのエピソードを募集します!(3月14日募集開始予定)

伊藤万理華さん出演のSDGs教育番組放送!CGアニメ&実写で地球を擬人化!

「地球は放置してても育たない」

【放送予定】
3月28日(月)[Eテレ]前10:00~10:10
再放送4月1日(金)[Eテレ]前9:05~9:15

【登場人物】地球:伊藤万理華

【ナレーション】日野 聡

【音楽】西木康智、Lena Raine

地球に起きている問題を、地球本人が人類に猛烈に訴える!
SDGsの17目標をなぜ達成しないといけないのか? その裏側にある問題を、地球とつながっている不思議な育成シミュレーションゲーム「地球は放置してても育たない」のミッションに見立て紹介する。
導入は、アニメーションを用いてポップに、でも問題の解説は、「NHKスペシャル」などNHKならではの映像を用いて、ダイナミックかつわかりやすく解説。
SDGsへの知識を深め、これからの社会に必要なグローバル意識を高めるための情報を子どもたちに提供する。

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