北京五輪のスノーボード・ビッグエアで銅メダルを獲得した高校2年生の村瀬心椛選手が、快挙から一夜明けて記者会見し、故郷の「岐阜の空気を吸いたい」と話しました。
16日、メダルを手にVサインを見せた村瀬心椛選手。
村瀬選手：
「（Q.地元に帰ってどんなことがしたい？）地元に帰って岐阜の空気を吸いたいですし、妹・家族とかと一緒に、自分はたこ焼きが好きなので、たこ焼きパーティーとか…」
家族とたこ焼きパーティーをしたいと話した村瀬心椛選手。
15日、スノーボード・ビッグエアで銅メダルを獲得。
村瀬選手(15日)：
「本当に信じられなくて、ここにこれたのも皆さんのおかげで。私だけで取れたメダルではないので、皆さんに感謝しかないです」
村瀬選手が通っている岐阜第一高校では…。
村瀬選手の同級生：
「同級生で（メダルを）取ったのが本当にすごすぎるし、見ていてかっこよかったです」
「最後に心椛の笑顔とガッツポーズが見られて、とても嬉しかったです」
予選2位通過も…北京五輪 スノーボード村瀬心椛は10位 見守った高校の同級生「大舞台出られて良かった」
岐阜第一高校といえば、スキーモーグルで銅メダルを獲得した堀島行真選手も卒業生。
村瀬選手：
「本当にかっこいい大先輩で、岐阜としても皆さんうれしいと思いますし。でも自分も岐阜出身なので、そこでメダル取れなかったら恥ずかしいっていうか、行真くんとかも一緒に取れたメダルで本当によかったなと思いました」
村瀬選手が子供のころ、家族と一緒に来ていたという高鷲スノーパークでは…。
男性客：
「果敢に挑んでいる姿はめっちゃかっこいいなって思いました」
女性客：
「朝もニュースでやっていて泣きました。子供たちもそういうところを目指しているので、すごくそういう子達の活躍がかなりモチベーションになりますし、本当に誇らしいです」
村瀬心椛選手を小さい頃からよく知る、横田真央人さん。
高鷲スノーパークの横田さん：
「シーズン頭は家族で本当に楽しそうに滑ってます」
あどけない表情の村瀬選手ですが、スノーボードの大会になると…。
横田さん：
「どんな大会とかに出ても、やっぱり負けたらすごく悔しがっていたし、勝ったら嬉しそうだったし。そういう面は昔から人一倍強いのかなとは思ってました」
勝ったら嬉しそうだったという村瀬選手。今回の銅メダルの自分へのご褒美は？
村瀬選手：
「ご褒美は…自分の好きな食べ物とか、アイス好きなんでアイスとか、あと梅干しとかそっち系とか、イカの天ぷらとか、そういうのが好きなので食べたいです」
そして、次の夢は…。
村瀬選手：
「次のオリンピックなんですけど、自分は銅メダルじゃ終われないと思っているので、銅メダルではなくて一番てっぺんを目指して金メダル取って、自分一人ではなく妹と一緒に次はオリンピックに出場したいなって思います」
妹の由徠さんも15歳でプロのスノーボーダーで、村瀬選手も帰った後は、地元を一緒に自転車でブラブラしたいと話していました。