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J1鹿島創設30年 新スタジアム構想発表 26年めど方針決定

創設30周年に合わせ、新スタジアム構想などを発表する鹿島アントラーズFCの小泉文明社長(同FC提供)
創設30周年に合わせ、新スタジアム構想などを発表する鹿島アントラーズFCの小泉文明社長(同FC提供)
■建て替えと新設案検討

サッカーJ1鹿島アントラーズFC(小泉文明社長)は1日、クラブ創設30周年を迎え、新スタジアム構想を発表した。現在の本拠地、茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市神向寺)を建て替える案と、ホームタウン内に新設する案があるとし、5年後の2026年をめどに具体的な方針を決定する。オンラインで会見した小泉社長は「新しいスタジアムと周辺開発をしていきたい」と展望を語った。

現在のスタジアムは、塩害や東日本大震災で被災した影響により、安全を維持するための補修費が膨らんでいる。3年ほど前から新スタジアム構想の案が出ており、昨年から具体的に議論が始まった。現状では建て替えか新設かは検討中で、新設する場合の建設予定地も決まっていない。

新しいスタジアムは防災、福祉、観光など多機能施設とする案があり、周辺地域の開発も視野に入れている。小泉社長は「サッカー以外でもスタジアムが街のシンボルになり、街の人々に利用されるようにしたい」と青写真を描く。

クラブハウスも新スタジアム付近に新設する計画。現在のクラブハウス(同市粟生)は将来的にアカデミーの活動拠点とする。


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