工事・計画

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横浜市/MM21地区55-1街区開発/事業予定者にLGエレクトロニクスら2社  [2016年12月26日5面]

複合施設の完成イメージ

 横浜市は22日、公募選定を行っていた「みなとみらい21(MM21)地区55-1街区」(西区高島)の開発事業予定者をLGエレクトロニクス・ジャパンらに決めたと発表した。18階建て延べ約3・7万平方メートルの研究所・賃貸オフィスなどの複合施設を建設する計画。18年10月にも着工し、21年4月のオープンを目指す。設計・施工者は未定。
 土地売却価格は46億7217万3256円(公募時価格)。今後、基本計画の協議などを進めながら1年以内に土地売買契約を締結する見通しだ。
 LGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)が代表企業で、LGホールディングス・ジャパン(東京都中央区)が構成企業。計画地は西区高島1の2の81。敷地面積は4000平方メートル。建ぺい率80%、容積率800%が上限。提案によると、施設は地下1階地上18階建て延べ3万6775平方メートル。高さ約92メートル。
 フロア構成は地下1階に駐車場、機械室など、1階にエンターテインメント施設、体験型施設、2階に複合コミュニケーション施設、オープンイノベーションルーム、デジタル工房、3~12階に融合・複合型の研究室・実験室。13~17階に事務所、18階に機械室を配置する。LGグループの研究部門を集約するほか、親和性の高い企業・ベンチャー企業を誘致する。
 公募選定には3者から提案があった。同時に公募した53街区には提案がなかった。

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