JR東海道線の大船―藤沢駅間に新駅設置へ…2032年頃の開業目指す
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JR東日本と神奈川県、藤沢市、鎌倉市は8日、JR東海道線の大船―藤沢駅間に「村岡新駅」(仮称)を設置する覚書を締結した。2032年頃の開業を目指す。JR東管内の東海道線の新駅は、1925年に開設された熱海駅(静岡県熱海市)以来となる。
神奈川県によると、新駅は藤沢市内に整備され、概略設計で示された整備費は約150億円。1日あたり約6万5000人の利用を想定している。藤沢、鎌倉両市は、駅周辺の利便性向上などによる直接効果を年間約64億円と見込んでいる。事業費負担は県が30%、藤沢、鎌倉市が各27・5%、同社が15%。2021年度にも基本協定を締結し、22年度中に詳細設計に着手したい考えだ。
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