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 県が整備を進めてきた大野市南六呂師の「六呂師高原スキーパーク」が21日、初めての営業を始めた。初心者を主な対象としており、多くの親子連れらでにぎわった。

 運営していた協業組合が2012年に破綻(はたん)した旧六呂師高原スキー場跡につくられた。平均斜度をゆるやかな7度に設定し、子ども向けのそり専用ゲレンデも備えている。勝山市から訪れた川崎一樹(いつき)君(9)は「初めてスキーをしたけど楽しめた」。母親の薫さん(44)は「この傾斜なら安心して子どもを滑らせられる」と話した。

 この日、車ですぐの「スターランドさかだに」(大野市蓑道)では雪まつりがあった。雪の滑り台や巨大なかまくらが設けられ、まつりを楽しんでからスキーパークを訪れる人も見られた。雪まつりは22日も午前10時~午後3時に催される。問い合わせは実行委(0779・67・1111)。(影山遼)