沖縄都市モノレール(美里義雅社長)が運営する「ゆいレール」で10日の始発から、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」の利用が可能になった。国内外観光客の利便性向上や自動券売機前などでの混雑緩和が期待できる。Suicaと相互利用している他の交通系ICカードも利用可能。

Suicaをかざして改札内に入るミス沖縄2019スカイブルーの玉城真由佳さん=10日、那覇空港駅

JR東日本のSuicaで、沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗車できるようになった=10日、那覇空港駅

Suica利用開始を祝う沖縄都市モノレールの美里義雅社長(左から2人目)やJR東日本IT・Suica事業本部業務推進部の梅川智彦次長(同3人目)ら=10日、那覇空港駅

Suicaをかざして改札内に入るミス沖縄2019スカイブルーの玉城真由佳さん=10日、那覇空港駅 JR東日本のSuicaで、沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗車できるようになった=10日、那覇空港駅 Suica利用開始を祝う沖縄都市モノレールの美里義雅社長(左から2人目)やJR東日本IT・Suica事業本部業務推進部の梅川智彦次長(同3人目)ら=10日、那覇空港駅

 スマートフォンにアプリをダウンロードしてカードがなくても使える「モバイルSuica」は、英語対応もでき両替などの必要ないことから、外国人観光客も利用できるという。

 Suicaの他に、「PASMO(パスモ)」「Kitaca(キタカ)」、「manaca(マナカ)」、「TOICA(トイカ)」、「PiTaPa(ピタパ)」、「ICOCA(イコカ)」、「はやかけん」、「nimoca(ニモカ)」、「SUGOCA(スゴカ)」が利用できる。

 同日の記念式典で美里社長は「Suicaの利用で、シームレスな乗り降りができる。那覇空港第2滑走路の供用開始もあり、国内外の観光客に備える」と話した。