第34期最高位戦B2リーグ 選手紹介(期首順位順、敬称略)
田中 巌 入会期：第32期前期主な戦歴：第17期發王戦ベスト8入会3年目とまだ短いが、打点力と場況読み精度が非常に高い若手有望株。ストレート昇級で迎えた昨年のB2リーグは最終戦の着順勝負で涙を飲んだ。今期こそ昇級なるか、注目したい。
石井 一馬 入会期：第31期後期主な戦歴：-ストレート昇級で迎えた昨期B2リーグは終始安定したスコアを維持していた。雀風は東風戦のメンバー経験を礎とした仕掛け多様の速攻型、加えて状況に応じた堅実な守備力も併せ持っている選手。
谷口 竜 入会期：第26期後期主な戦歴：-入会9年目を迎える中堅選手。降級率が非常に高いB2リーグに今期で6期連続在籍という安定感(現B2メンバー中最長)を持つ力の持ち主。昨年は終盤で昇級争いを脱落する形となったが、今年こそB1昇級なるか!?
宇野 公介 入会期：第20期主な戦歴： 第25,27,28,29期最高位決定戦進出過去決定戦を4度戦った「最高位戦の若きプリンス」も今期で在籍15年目。再びAリーグへ、そして悲願の最高位を獲るためにも、今期昇級へかける意気込みは大きい筈だ。総合力は当然メンバーの中でも上位。
佐藤 聖誠 入会期：第31期前期主な戦歴：第2期最高位戦Classicベスト16近代麻雀の某コラムにて「蒼い炎」と称され注目を浴びる若手選手。2年連続、通算2期目のB2リーグ。一見終始冷静な装いだが、同期生が昨年より増えた今期、負けられないという思いは人一倍強いだろう。
清水 昭 入会期：第6期主な戦歴：第14期發王戦4位1949年生まれの現役最年長選手。第6期入会は飯田正人最高位、金子正輝選手と同期、最高位戦リーグは今期で29回目となる (Aリーグ通算3期在籍)。 11月に迎える自身の還暦に花を添える為にも、是非好勝負をしたいところだ。
井上 慎司 入会期：第28期後期主な戦歴：-大手雀荘のメンバー経験等を礎にした、ムラの少ない淡々とした雀風が特徴。昨年のB2リーグは前半戦こそ苦しむも、後半怒涛の巻き返しによりトータル＋で残留を決めた。2期連続、通算3期目となるB2リーグ、結末や如何に!?
森川 健太 入会期：第32期前期主な戦歴：-昨年ストレート昇級で迎えたB2リーグは中盤以降に失速し残留で終えた。石井一馬同様彼も仕掛けが多い雀風だが、こちらはスピードより打点を重視する傾向が強い。個人的にはメンバー中最も観戦が楽しみな選手の一人。
嶋村 恭介 入会期：第29期前期主な戦歴：-現在B1リーグ在籍の嶋村俊幸選手を父に持つ正しく親子鷹。3年連続3期目となるB2リーグ、門前志向をベースとした麻雀で念願の昇級を目指す。最高位戦史上初の親子対決が果たして来期見られるのであろうか!?
佐藤 かづみ 入会期：第32期前期主な戦歴：第12期女流名人戦2位入会3年目で初の年間リーグ。第12期女流名人戦決勝などの競技戦績に加え、近年は観戦記執筆やチャリティーなど麻雀外の活動にも勢力的な若手の1人。麻雀は臨機応変型….を目指しているとは本人談。
野口 洋貴 入会期：第31期後期主な戦歴：-24歳とまだ若いが、麻雀への意欲と姿勢は非常に高い選手の1人。新人時代より師と仰いできた古久根英孝氏の下で培った、門前志向の手組みと場況判断力を存分に発揮してほしい。彼も今年が初の年間リーグ。
坂本 大志 入会期：第31期前期主な戦歴：第9期優駿杯3位、第6回野口賞4位入会当初より各タイトル戦などで実績を残してきた若手有望株の一人。入会4年目で初のB2リーグとなるが、おそらく年間ペースでの麻雀量と競技大会への参加数は現最高位戦内でTOP5に入る選手。
中嶋 龍太 入会期：第31期前期主な戦歴：第14期無双位戦2位入会1年目に無双位戦決勝での優勝争いをしたことで名を馳せた選手。坂本と同じく入会4年目で迎える初のB2リーグ、ネット麻雀を中心に鍛えたシュンツ系の手組とリーチ主体の攻勢がどこまで通用するかが鍵となる。
平林 佑一郎 入会期：第32期後期主な戦歴：第3期最高位戦Classicベスト16入会約1年半とまだ短いが、リーグ戦などの競技成績に加えて、大手雀荘イベントでのゲストプロに抜擢されるなど周囲の評価は高い若手選手。今期が初めてとなる年間リーグ、持ち前の攻撃的なスタイルで上位を目指す。
川端 美雪 入会期：第26期後期主な戦歴：第1,3,4,8期女流最高位決定戦進出歴代優勝者を除けば、過去最多の女流最高位決定戦進出回数を誇る実力派女流。手役志向の麻雀を武器に、休場明けで臨んだC2,1リーグを連続昇級してきたのは流石の一言。4年ぶり通算2期目のB2リーグ、活躍に期待したい。
中村 英樹 入会期：第33期前期主な戦歴：-昨年3月の最高位戦入会後、C2,1リーグをストレート昇級してきた新鋭。雀風は仕掛けとリーチを主軸としたスピード重視型。33期生最速、唯一のBリーガーである今期、真価が問われることになるだろう。
根本 佳織 入会期：第27期後期主な戦歴：第5～8期女流最高位、第9期優駿杯3位言わずと知れた女流最高位4連覇中のトップ選手。年間リーグでの対局は今年が初めてとなるが、持ち味の打点力とメンタルの強さをこの舞台でも発揮できるかに注目したい。
津田 博愛 入会期：第31期後期主な戦歴：第32期王座決定戦ベスト8昨年はC2,1リーグを連続昇級と、自身にとって大きな1年となった。雀風はストレートな攻撃型という印象を受けるが、王座戦ベスト8進出など対応が必要となるルールでも結果を残している。彼も今年が初の年間リーグ。
松田 猛 入会期：第31期前期主な戦歴：-基本に忠実な麻雀をベースに今期B2リーグ2年目を迎える若手選手。今年からは地方を離れ東京の雀荘に身を置き始めたことからも、リーグ戦に臨む意気込みの強さが伺える選手の1人。好勝負を期待したい。
三ヶ島 幸助 入会期：第32期前期主な戦歴：第13期八翔位、2006年μカップin日本橋大会優勝最高位戦への入会自体はまだ3年目と短いが、過去に101競技連盟のビックタイトル八翔位を獲るなど、実績はメンバー中でも上位に入る。昨年C2,1リーグを連続昇級し迎えた今期。3期連続昇級なるか!?
秋田 大介 入会期：第27期後期主な戦歴：-「しゃんぽん」という異名を持つ最高位戦一シャンポン系の牌姿を好む打ち手。一聞するだけでは風変わりだが、B2リーグ4年連続在籍(現B2メンバーでは谷口に次ぐ2位)と安定感は高い。今期も炸裂するのかシャンポンリーチ…
中邨 光康 入会期：第32期後期主な戦歴：-雀風はかなりの攻撃型という印象だが、昨期のC2,1リーグでは終始昇級圏内の安定したポイントを維持して連続昇級を決めた。現在23歳は今期B2メンバーの中で最年少。更なる飛躍の1年となるか!?
斎藤 敬輔 入会期：第32期後期主な戦歴：-昨年後期C1リーグでは最終節開始時点でほぼ目無しの位置から、驚異的な追い上げによりB2への初切符を手に入れた。中邨、平林と攻撃型の同期2名と比較して、雀風は守備型の印象が強い選手。
阪元 俊彦 入会期：第5期主な戦歴：第12,16期最高位決定戦進出入会は1980年。現最高位戦選手の中で最古参となる文字通り生き字引的存在。今年で実に30年目を迎える最高位戦リーグ、若手相手に古豪の意地と実力を見せることができるか!?注目して頂きたい選手の一人。
・第1節卓組表
1卓 2卓 3卓 4卓 5卓 6卓
秋田 大介 中村 英樹 松田 猛 坂本 大志 三ヶ島 幸助 清水 昭
宇野 公介 田中 巌 平林 佑一郎 野口 洋貴 津田 博愛 川端 美雪
中邨 光康 嶋村 恭介 佐藤 かづみ 佐藤 聖誠 井上 慎司 根本 佳織
中嶋 龍太 斎藤 敬輔 阪元 俊彦 森川 健太 谷口 竜 石井 一馬
・2節以降の日程
第2節 4/12(日)
第3節 5/3(日)
第4節 5/17(日)
第5節 5/30(土)
第6節 6/14(日)
第7節 7/4(土)
第8節 7/25(土)
第9節 8/15(土)
第10節 8/29(土)
第11節 9/19(土)
第12節 10/11(日) ※最終節
全12節。1～4位がB1リーグへ昇級。14～24位がC1リーグに降級。