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遺跡名 | 門前遺跡(もんぜんいせき) |
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所在地 | 佐世保市愛宕町・中里町 | ||
緯度 | 北緯33°12′8″ | 経度 | 東経129°40′21″ |
標高 | 4m | 地形 | 河川敷、微高地 |
種別 | 墳墓・集落跡 | 時代 | 縄文時代~近世 |
資料所在地 | 長崎県教育委員会 | 指定状況 | 未指定 |
参考文献等 | 一般国道497号佐々佐世保道路建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 II 門前遺跡 長崎県教育委員会 2006 発掘された日本列島 2005 新発見考古速報 文化庁編 朝日新聞社 |
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遺跡・史跡の概略 | |||
遺跡は、県教育委員会が西九州自動車道建設に伴う発掘調査を平成13年度から平成19年度にかけて実施した。約5万平米の範囲に分布する縄文時代から弥生時代、古代、中世に至る複合遺跡で、縄文時代早期末から前期、弥生時代後期から古墳時代初頭にかけての墓域を含む集落跡である。特に、縄文時代早期~前期の文化層が層位的に検出され、遺跡内容が西北九州地方での指標となる重要な遺跡である。また、弥生時代の墓域として2つの時期に形成された木棺墓及び箱式石棺墓が検出された。箱式石棺墓の内側を水銀朱(中国産)やベンガラで赤く塗布したものが検出され、副葬品として鉄剣、素巻頭刀子、ガラス玉、勾玉等が出土した。その他にも、日本最古の透かしのある装飾板や取手付ジョッキ形容器、祭儀器等の木製品、中国製銅鏡、銅鏃等の金属製品が出土した。門前遺跡は、これらの成果から県北地域での弥生時代の拠点な集落であった可能性を示している。また、古代から中世の石鍋や陶磁器類が多量に出土していることから、当時の対外交易の拠点で、近くに津の存在が推察される。 |
主な遺構 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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主な遺物 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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遺構・遺物の写真 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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遺構・遺物の地図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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地図の使い方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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