環境副大臣に佐藤ゆかり氏ら 今井絵理子氏 政務官に

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政府は、内閣改造にともなう副大臣と政務官の人事を決定し、小泉進次郎環境相(38)を支える環境副大臣には、佐藤ゆかり氏(58)ら2人の先輩議員が起用された。

政府は、13日の閣議で11日の閣僚人事に続き、副大臣、政務官の人事を決定した。

このうち、小泉環境相を支える副大臣には、自民党の佐藤ゆかり氏と石原宏高氏(55)の先輩議員2人が起用された。

起用の理由について関係者は、経済界とのパイプなど、環境行政に必要な実務者をつけたと説明している。

小泉環境相「よくコミュニケーションをとって、わたしが引っ張っていくのではなく、わたしを支えてもらいたい」

佐藤ゆかり環境副大臣「副大臣としてお仕えする機会をいただいて、大変光栄に思う。しっかりとお支え申し上げるということに尽きる」

石原宏高環境副大臣「経営者も政治家も年齢は関係ない。その方の実力ということではないか。(小泉環境相は)発想力、発信力、またリーダーシップもあると思うので、福島の復興を頑張ってまいります」

また、SPEEDの元メンバー・今井絵理子参議院議員は、内閣府で女性活躍やIT・防災を担当する大臣政務官に就任し、職員にあいさつした。

今井絵理子内閣府政務官「SPEEDのデビューの時より緊張しています。国民の皆さんに笑顔になってもらえるような内閣府を、皆さんとともに作って参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」

一方、自民党の石破茂元幹事長は、内閣改造で石破派からの入閣がなかったことに疑問を呈した。

石破元幹事長「わたしは石破派の中で、この人がこの分野をやったら素晴らしいと思う人はたくさんいると思うが、そこが安倍さんと違ったのではないか」

さらに石破氏は、加計学園問題で関与が疑われた萩生田光一氏が文部科学相に就任したことが適任かを問われると、「全く問題ないという説明を大臣がなさるということだろう。それに全てがかかっている」と、萩生田氏の説明が重要だとの認識を示した。