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第1312回
健康大国の源流を探して
お江戸の医学ワンダーランド

2014年4月12日 夜9時〜

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浜島 直子(はまじま なおこ)

1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で親しまれる人気モデル。
集英社「LEE」専属モデルをはじめ、NHK総合「あさイチ」、NHK Eテレ「チョイス@病気になったとき」、TBS「暮らしのレシピ」(土曜、午前9時25分〜)のナビゲーターなど幅広く活躍。初のライフスタイル本「はまじのはじまりA to Z」(集英 社)も好評発売中。特技は料理、ダイビング、編み物。
ミステリーハンターは今回で70回目(スペシャルの回は含まず)。

世界一の長寿国を誇る日本。それは誰でも高い水準の医療を受けられる制度や高度な医療技術があるおかげです。そしてその原点は江戸時代にあるといいます。日本独自の医療を切り開いた江戸時代の名医たちの足跡を辿り、さらに現代の先端医療の現場を取材してきたミステリーハンターの浜島直子さんにお話を伺いました。

江戸時代に先端技術に挑んだ偉人たち
その気高き精神にも注目!

江戸時代に新しい医療を切り開いた人たちを取材してまず感じたのが、今の時代のようにいろいろな道具があったわけでもなく、情報も限られたなかで人体の内部に挑んだというのは本当にすごいということです。日本ではほとんど前例のない方法で、人の体に治療を施すのですから、相当の勇気や覚悟が必要だったと思います。その覚悟ができたのも、医術に対する情熱だけでなく、みんなを幸せにしたいという強い想いがあったからこそなんですね。医者としてはもちろんですが、人としても本当に素晴らしい方たちだと思いました。

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華岡青洲が実際に治療を行っていた
和歌山の紀の川市に立つ華岡青洲の像

和歌山には華岡青洲が診察をしていた家、春林軒が今も大切に保存されています。自然に囲まれた空気のおいしい所でした。そんな素朴な所で、当時の最先端医療が行われていたというのが驚きです。北海道で医師をしているご子孫にもお会いして、華岡家に伝わる古文書を見せて頂きましたが、絵師によって手術の様子や症状が克明に記されていました。目の前の患者のために自分ができる最善の治療をするだけでなく、後世の医師のために記録を残すということにも尽力していたのですね。日本で最初に西洋医学に挑んだ人たちが、あらゆる面で優れていたおかげで、日本の医療が飛躍的に発展できたんだと感じました。

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江戸時代の人体模型
国立科学博物館特別展「医は仁術」より

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華岡青洲の再現ドラマでは浜島さんが青洲の妻役に
「撮影にお願いしていた紀州犬が前日入院してしまい
代役で来たワンちゃんが柴犬のメリーちゃんです
江戸時代の野良犬役としてはちょっとぽっちゃりですが(笑)
人懐っこくとっても可愛かったです
今回の再現撮影は1日がかりで台詞もありいつもより
少し緊張しましたが、メリーちゃんが和ませてくれました」

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