2018.1.30 23:11

貴乃花親方、理事選立候補も苦戦か…一門から阿武松親方も 錣山親方も副理事選に名乗り

貴乃花親方、理事選立候補も苦戦か…一門から阿武松親方も 錣山親方も副理事選に名乗り

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貴乃花親方
神楽坂の店を出る貴乃花親方=東京都新宿区(撮影・蔵賢斗)

神楽坂の店を出る貴乃花親方=東京都新宿区(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 2月1日に立候補届が受け付けられる日本相撲協会の理事候補選挙へ向け、貴乃花一門から貴乃花親方(45)=元横綱、阿武松親方(56)=元関脇益荒雄=が立候補することが30日、協会関係者の話で分かった。同日に東京都内で開かれた一門の会合で最終決定した。

 これで六つの一門からの立候補者は定員10人を上回る11人の方向となり、5期連続の投票に持ち込まれることが確実になった。投票は2月2日に実施。関係者によると、貴乃花親方は一門内の支持票が少なく、当選は厳しい情勢とみられる。

 貴乃花一門は世間を騒がせた事態を考慮し、今回は阿武松親方の擁立で一本化。30日の一門会では貴乃花親方に自重を促す意見もあったが、立候補への意思が固かったという。

 また無所属ながら貴乃花一門の会合に出席した錣山親方(54)=元関脇寺尾=が副理事候補選挙に立候補することも協会関係者の話で分かった。副理事候補選も定員3人を上回る4人が出馬する予定で投票となる。