評論家西部邁さん=当時(78)=の自殺を手伝ったとして、自殺ほう助の罪に問われた東京MXテレビの子会社の元社員窪田哲学被告(45)に、東京地裁は14日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
守下実裁判官は判決理由で、昨年夏ごろに西部さんから自殺に協力するよう頼まれ、使用する道具を購入し、現場を下見したと指摘。「遺族の悲嘆は大きい」と述べた。一方、西部さんの自殺の意思が固かったことから猶予判決とした。
窪田被告は初公判で起訴内容を否認した。
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