2018年9月22日(土)

フィリピン2女性殺害、被告死刑確定へ 最高裁上告棄却

2012/12/14付
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 フィリピン人女性2人を殺害したなどとして、殺人罪などに問われた野崎浩被告(53)の上告審判決が14日、最高裁であった。第2小法廷(小貫芳信裁判長)は二審・東京高裁判決を支持、弁護側の上告を棄却した。死刑が確定する。

 判決理由で同小法廷は「自分の思い通りにならないことに激怒して女性らを殺害するなど刑事責任は重大」とした。

 判決によると、野崎被告は1999年、交際相手の女性(当時27)の首を布団で圧迫して殺害。2008年には同居女性(当時22)の首を絞めて殺害、遺体を切断して運河などに遺棄した。

 野崎被告は99年の事件について死体遺棄・損壊罪の実刑判決が確定、服役していた。刑法の規定で2事件は併合されず、08年の事件について一審判決は無期懲役としたが、二審判決は死刑を言い渡した。

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