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【西日本豪雨】
JR、一部で再開前倒し 好天続き復旧作業が順調に進む
JR西日本広島支社は22日、西日本豪雨で被害を受けた広島、山口両県を通る路線の一部区間で時期を前倒しして運転を再開すると発表した。9月中としていた山陽線白市-瀬野と柳井-下松、呉線広-坂が、いずれも同月9日に再開する。
10月中の予定だった岩徳線周防高森-櫛ケ浜も9月22日に復旧し、山口県の不通区間が解消される見通しとなった。来年1月の復旧を見込んでいた呉線安芸川尻-広は、10月中に繰り上げる。
JR西によると、土砂に埋まった線路の電気設備の被害が軽く、好天が続き復旧作業が順調に進んだことで再開時期が早まった。
再開後は徐行運転や運行区間を変更する路線もあるが、被災前とほぼ同じ運行本数を維持する。