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    長崎と天草地方の「潜伏キリシタン」世界遺産に

    • 世界文化遺産に登録が決定した「大浦天主堂」(30日、長崎市で)=坂口祐治撮影
      世界文化遺産に登録が決定した「大浦天主堂」(30日、長崎市で)=坂口祐治撮影
    • 世界文化遺産に登録が決定した「天草の崎津集落」(中央は崎津教会)(30日、熊本県天草市で)=田中勝美撮影
      世界文化遺産に登録が決定した「天草の崎津集落」(中央は崎津教会)(30日、熊本県天草市で)=田中勝美撮影

     【マナマ=作田総輝、今村知寛】バーレーンの首都マナマで開催中の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は6月30日、日本が推薦した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)を世界文化遺産に登録すると決めた。国内の世界文化遺産は18件目、自然遺産を含めた世界遺産は22件目となる。

     潜伏キリシタン関連遺産は、17~19世紀の約250年に及ぶキリスト教禁教下、既存の宗教や社会と共生しながらひそかに信仰を続けた潜伏キリシタンの文化的伝統を示す資産群。当時の景観をとどめる長崎県本土、五島列島、天草諸島などの集落や、開国後に潜伏キリシタンがフランス人神父に信仰を告白した「大浦天主堂」(長崎市)など12の資産で構成されている。

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    2018年06月30日 22時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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