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「まるでロケ現場…」大杉漣さん急死、遠藤憲一らが病院で大号泣…ドラマ撮影続行を直談判か

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『バイプレイヤーズ』(テレビ東京)の公式サイトより

“名バイプレイヤー”として知られる俳優の大杉漣さんが21日、急性心不全のため急逝した。報道によれば、大杉さんは現在出演中の連続テレビドラマ『バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜』(テレビ東京)の収録後、共演者の松重豊らと夕食を共にして自室に帰ったところで腹痛に襲われ、松重がタクシーに乗せて病院に連れて行ったという。

「大杉さんは病院に運ばれたときには、すでに重体で、別の総合病院に搬送することも検討されましたが、それでは治療が間に合わないということで、そのまま集中的な治療が行われました。亡くなられた際には、『バイプレイヤーズ』で共演する松重に加えて遠藤憲一、光石研も病院に駆けつけており、全員人目を憚らずに大泣きしていたので、病院関係者たちは“まるで何かの撮影ロケのようだ”と驚いていたようです」(関係者)

『バイプレイヤーズ』は21日に第3話が放送され、あと2話分の放送が残っている。22日に行われたテレビ東京の定例会見で小孫茂社長は、第4話は7割、第5話(最終回)は3分の1ほど撮影が終了していることを明かしている。

「遠藤をはじめとする共演者らは、自分たちのスケジュールはなんとかするので、絶対に撮影を続行して最終回まで放送してほしいとスタッフに直談判したようです。そのため、撮影済みの大杉さんのシーンを使いつつ、残りは共演者たちの力技でなんとかカバーして、最終回まで放送する方針のようです」(テレビ局関係者)

 そんな大杉さんは、どの現場でも“愛される存在”だったという。

「大杉さんは売れない時代も長かった苦労人のため、現場でわがままを言うようなことは決してなく、共演者やスタッフたちを和ませる存在でした。最近でも体はピンピンして元気な様子でしたが、しばしば『肩が痛い』などと言われることもあり、日頃からマッサージを受けていたようです」(前出と別のテレビ局関係者)

 名脇役を失った映画界、テレビ界の損失はあまりに大きい。
(文=編集部)

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