渡辺麻友、アイドルとしての歩みは「150点」=「AKB48は私の人生です」

渡辺麻友、アイドルとしての歩みは「150点」=「AKB48は私の人生です」

卒業公演を終え、写真撮影に応じるAKB48の渡辺麻友=26日、東京

 AKB48の渡辺麻友が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場での卒業公演後に取材に応じた。渡辺は、AKB48メンバーとしての歩みを「150点」と自己採点。「11年間、真っすぐに頑張ってきたなと自分でも思うので」と語ると、「AKB48は私の人生です」と充実感をにじませた。

〔写真特集〕AKB48渡辺麻友が卒業公演

 「この11年間は前だけ見て、ただひたすら駆け抜けてきた。やり切って、悔いはない」。こう言い切る渡辺は、「苦しかったことや、つらかったこともあったけれど、終わってみると『楽しかった』という思いが一番(強い)。11年間は間違っていなかった」と、すがすがしい表情を見せた。

 「AKB48選抜総選挙」には9回参加し、全て5位以内にランクイン。「プレッシャーから寿命が縮む思いで参加していた」と振り返りつつ、「ファンの皆さんには感謝してもし切れない思いでいっぱいです」とメッセージを送った。

 「王道アイドル」と呼ばれてきたことに関しては、「自分らしく活動してきたことが評価され、そういう路線になったのかな」と思いを巡らせた。さらに、「アイドルとは?」と聞かれると、「表側のキラキラした部分だけを見せ、裏側を見せないもの」との考えを明かした。

 また、「『恋愛禁止』のルールがあると、それを守っちゃうタイプ。まじめに守り抜いたら、こうなった」とも。恋愛が“解禁”となることを受けについては、「全然してこなかったので、怖さもあるけれど、機会があればできたらいいな」とコメントした。

 卒業後は「音楽活動を続けたい。好きなお芝居の仕事も積極的にしていきたい」と意気込み、「一人で大きな世界に出て戦っていくので、これからが勝負時。『負けないぞ』という気持ちで頑張りたい」と力を込めた。

 同期の柏木由紀への思いとしては、「(柏木が)3期生は1人だけになるので、置いていってしまうのは心苦しい面もあるけれど、同期を見守っていきたい」と話していた。(2017/12/27-01:56)

NEWS一覧

特集

編集部セレクション

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ