レスリング世界選手権 川井が初の金メダル

レスリング世界選手権 川井が初の金メダル
フランスで開かれているレスリングの世界選手権は24日、リオデジャネイロオリンピック金メダリストの川井梨紗子選手が女子60キロ級の決勝でアメリカの選手にテクニカルフォール勝ちして、金メダルを獲得しました。川井選手は3回目の世界選手権で初めての優勝で、今大会、日本勢は5個目の金メダル獲得です。
女子60キロ級の川井梨紗子選手は石川県出身の22歳。リオデジャネイロオリンピックの63キロ級の金メダリストです。タックルをはじめとする攻撃のスピードが持ち味で、吉田沙保里選手や伊調馨選手と同じ、至学館大学の出身です。

おととしの世界選手権では63キロ級で銀メダル、去年のリオデジャネイロオリンピックでは金メダルを獲得し、一気に世界の頂点に駆け上がりました。

60キロ級で出場した今回は日本代表のエースとしてチームを引っ張る役割も期待されていて、「本当の目標は2020年なんでこんなところで負けていられない」と強い気持ちで臨んでいました。