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防衛省、「イージス・アショア」導入の方針

 来年度予算での整備を目指すということです。北朝鮮情勢が緊迫する中、防衛省は、弾道ミサイルへの迎撃能力を向上させるため、新たに地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」を導入する方針を決めました。

 政府関係者によりますと、大気圏外でミサイルを迎撃する地上配備型の「イージス・アショア」について、小野寺防衛大臣が導入する方針を固め、来年度の予算で整備を目指すということです。「イージス・アショア」は、イージス艦に備えられたミサイル防衛機能を地上に固定して設置するシステムで、2基で日本全土を防護できるとされています。

 また、現在、日本が4隻保有している弾道ミサイル対応のイージス艦についても、今年度中に5隻態勢とするよう当初の計画を前倒しします。さらに防衛省は、人工衛星を狙った攻撃など、宇宙空間における安全保障についても、自衛隊で初めてとなる「宇宙部隊」を航空自衛隊に設置し、アメリカ軍と共同で宇宙空間の監視ネットワークを強化していく方針です。

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更新日時:8月18日 8時2分

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