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【棋聖戦第3局(6)】加藤一二三九段「かつてはピンさんと呼ばれていた」

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【棋聖戦第3局(6)】
加藤一二三九段「かつてはピンさんと呼ばれていた」

第88期棋聖五番勝負第三局 ツアー参加者に大盤解説をする加藤一二三九段=1日午後、静岡県沼津市の沼津御用邸東附属邸(宮川浩和撮影) 第88期棋聖五番勝負第三局 ツアー参加者に大盤解説をする加藤一二三九段=1日午後、静岡県沼津市の沼津御用邸東附属邸(宮川浩和撮影)

 静岡県沼津市で行われている「第88期棋聖戦五番勝負」第3局にちなみ、産経新聞社が企画した観戦ツアー限定の大盤解説会で1日、加藤一二三九段が「ひふみん」という愛称について言及。「うれしいんです。でも勝負師だからねえ…」と照れ笑いした。

 加藤九段は「『ひふみんと呼ばれてどう?』とよく聞かれるんです。うれしいんです」と話しながらも、「(私は)勝負師だから、指しているときは(表情が)キッとなっている」と愛称のかわいらしさと実際の対局に向かう厳しさとのギャップがあるという。

 20歳のころには、故・大山康晴十五世名人といった当時の棋士から、名前の「一二三」の一にちなんで「ピンさん」と呼ばれていたことを紹介。「ピンからキリまでのキリじゃないですよ」と笑いを誘い、「ピンさんと呼ばれるのは、うれしかったですね」と懐かしんだ。

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