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新田真剣佑の「新田」は役名に由来!ちはやふる作者に事前相談

新田真剣佑の「新田」は役名に由来!ちはやふる作者に事前相談
真剣佑から改名した新田真剣佑

 俳優の新田真剣佑(あらたまっけんゆう)が13日に滋賀県・近江神宮で行われた映画『ちはやふる -結び-』の取材会に出席、先日「真剣佑」から改名してつけた名字「新田」は劇中で演じている綿谷新(わたやあらた)に由来すること、改名前に映画『ちはやふる』シリーズの原作者・末次由紀に連絡して了承を得ていたことを明らかにした。

 現在も撮影中の同作は、大人気コミックを基に競技かるた(=百人一首)に情熱を傾ける高校生たちの青春を描いた『ちはやふる』の続編。広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、松岡茉優ら主要キャストが再集結し、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人ら新キャストも参加している。前作から2年後の主人公・千早(広瀬)をはじめとする瑞沢高校競技かるた部のメンバーの成長が描かれる。真剣佑ふんする新は、千早の幼なじみで競技かるたの非凡な才能を持つ、物語の中心人物の1人だ。

 5月22日に自身のTwitterで事務所を移籍したことを報告し、「名前も新田真剣佑(あらた まっけんゆう)に改名しました。今後も新田真剣佑をよろしくお願い致します」と伝えていた真剣佑。この日は広瀬、野村、小泉徳宏監督とともに取材に応じ、末次とのエピソードを聞かれて「名前のことで末次先生とお話ししました。アラタをつかってよいですかと確認しました」と改名について言及した。

 「『ちはやふる』という映画は僕にとって日本に来てすぐの作品で、まだ経験が浅かった頃に監督や『ちはやふる』との出会いがあり、自分の中で芝居を志すきっかけになった大きな作品です」と続ける真剣佑は、「なので『綿谷新』からとった『アラタ』。つかわせていただきました」と告白。末次の連絡先は知らなかったが、Twitterのダイレクトメッセージで「つかってもよろしいですか」と聞き、「ぜひぜひよろしくお願いします」(末次)と事前に了承を得ていたという。

 ブレイクのきっかけにもなった『ちはやふる』への真剣佑の思い入れは相当なもので、会見では海外で行われたハリウッド映画『パシフィック・リム:メイルストロム(原題) / Pacific Rim: Maelstrom』の撮影にもかるたを持って行き、「空き時間はずっと(かるたを)やっていた」と説明。そして「(同作の)劇中でも使ってしまったりして。抜けで映るところでかるたをやっている。暗記してる」とさらっと明かして周囲を仰天させた。「大丈夫だったの?」と目を丸くする広瀬に真剣佑は、「『日本のTraditional(伝統的)なものなんだ』って言ったので大丈夫。日本人の役だったので」と答えていた。

画像テキスト
『ちはやふる -結び-』のキャスト陣

 日本を代表するアクションスターの千葉真一を父に持つ真剣佑は、ロサンゼルス生まれの20歳。英語が堪能で空手、レスリング、体操、殺陣を得意としており、今年の第40回日本アカデミー賞では新人俳優賞に輝いた今最も勢いのある若手俳優の1人だ。発表の前に改名について直接電話を受けて「すごくびっくりしました」と振り返る小泉監督は真剣佑について、「(前作撮影時のストイックさに)輪をかけてストイックになっている」と語っていた。(編集部・海江田宗)

映画『ちはやふる -結び-』は2018年に公開予定


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