プロとアマが仲良くショット

ティーショットを放つ参加者
 第35回とまみん杯道南オープンゴルフ選手権競技のプロアマトーナメントが26日、苫小牧市の樽前カントリークラブ(7251ヤード、パー72)で開かれた。市内の企業などを中心としたゴルフ愛好者が北海道プロゴルフ協会所属選手とのプレーを楽しんだ。
 苫小牧民報社が主催した。27日から始まる本競技の出場プロとアマチュアがラウンドを通じて、交流を深めてもらう企画で、3回目の開催。44人が参加し、プロ1人、アマ3人で構成したチーム対抗戦を行った。
 18ホールズストロークプレーのベストボール方式。各ホール、アマのハンディスコアを含む最も良いスコアを採用し、トータルを競う。出場選手は好スコアを目指し、果敢にバーディーを狙っていた。
 また、ショートホール2カ所にチャリティーホールも設けられ、とまみんボランティア振興基金に寄託する募金にも協力していた。
 27日からの道南オープンゴルフ選手権競技には、プロアマ152人が出場する。28日までの日程で、優勝賞金200万円。シニア30万円。
 

カウボーイ苫小牧店が31日で閉店

 カウボーイ(本社札幌市)は、苫小牧市糸井の苫小牧店を31日で閉店することを決めた。業務提携するトライアルカンパニー(本社福岡市)が店舗を改装した上、生鮮食品を取り扱うディスカウントストア「トライアル」を、9月中旬に開店させる計画だ。
 カウボーイとトライアルカンパニーは7月下旬、業務提携基本合意書を締結。カウボーイが得意分野である食肉、青果、鮮魚、総菜の4部門を生かし、トライアルが食品や酒類、日用品、雑貨部門を直営する形で業績回復を図ることにしている。
 カウボーイによると、店舗改装後の9月中旬以降はトライアルが店舗を運営。4部門の商品提供はカウボーイが担当する。カウボーイは道内で9店舗を展開しているが、苫小牧店と同様に札幌市の手稲店、恵庭店が8月末で閉店。その他6店舗も順を追ってトライアルによる運営を進めていく。
 苫小牧店は1993年10月開店し、現在、パートも含め約50人の従業員がいる。カウボーイ従業員は残し、残りはそのままトライアルが雇用。解雇予定は無いという。
 同じ敷地内の各店舗は新規出店を検討中のホーマック糸井店以外、これまでと変わらず営業していく。
 

【白老】白老中の松田君がバレー道選抜選手に
全道選抜として全国大会に出場する松田君
 白老中3年の松田浩平君(15)=苫小牧ジュニアバレーボールクラブ=が、12月に大阪市で開かれるJOCジュニアオリンピックカップ第22回全国都道府県対校中学バレーボール大会に、道代表として出場する。
 昨年12月に北海道バレーボール協会が、全国大会の出場選手を選抜する強化合宿に参加。今月11―13日に芦別市で行われた第2回強化合宿で、選抜メンバー12人の1人に選ばれた。 身長182センチ、体重62キロの恵まれた体格。「選抜の中には186センチの選手もおり、自分は背の高さでは中間。センターとして速さがある攻撃力が持ち味なので、選抜ではレギュラーポジションを獲得し試合に出場したい」と意気込みを語っている。
 9月13―15日には札幌藻岩高校で強化練習が始まり、12月の本番まで週1回程度の合同練習に参加する。道選抜チームは、昨年ベスト8、一昨年ベスト16の実績。松田君は「選抜として全国優勝を目指したい」と話している。
 松田君は、5歳年上の姉、郁子さん(20)の影響を受けて、小学2年生でバレーボールを始めた。町内に男子クラブがなかったため、町内の女子クラブで練習を続け、4年生で苫小牧の泉野バレーボールクラブに入団。中学入学後は、苫小牧ジュニアに所属し、普段は、白老中女子部で練習を続けている。
 

北海道栄―厚真、駒大苫小牧―富川

 第61回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選(9月9日開幕、苫小牧市緑ケ丘、室蘭新日鉄球場)の組み合わせが決まった。苫小牧会場のA組に、センバツ甲子園経験がある鵡川や北海道栄、今夏の南北海道大会に出場した苫小牧工業、苫小牧中央が顔をそろえ、激戦のヤマとなった。
 来春のセンバツ出場校を決める新チーム最初の公式戦。胆振、日高の27校が14日までの6日間、A、Bの2組に分かれてトーナメントを繰り広げる。各組の優勝校が10月に札幌円山、麻生の両球場で開かれる全道大会への切符を獲得できる。
 A組の初日に登場する鵡川は第2試合で登別青嶺と対戦。第2日は北海道栄が第1試合で厚真と、苫小牧工業が第2試合で苫小牧南と、第3試合で苫小牧中央が白老東との顔合わせになる。
 室蘭会場のB組に入った駒大苫小牧は初日の第2試合で富川、苫小牧東は第4日の第2試合で室蘭工業―室蘭東翔の勝者とそれぞれ激突する。
 

フォードの苫小牧寄港は5日間

 米海軍のフリゲート艦「フォード」(4,100トン)の苫小牧寄港は、当初の4日間から5日間に延長されることになった。変更通知が苫小牧海上保安署の苫小牧港長から苫小牧港管理組合に届き、管理者である岩倉博文苫小牧市長も了承した。26日付で港長に回答した。
 変更は入港時間と出港日時。当初の寄港は8月30日正午から9月2日正午までだったが、変更通知で30日午前9時から3日午前9時までとなっている。
 関係者は、寄港の入出港時刻は海象、気象条件によって前後する可能性もある、としている。
 

当ホームページ内に掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。
苫小牧民報社