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花や史跡、名店…見て知って柴田の100選

町の魅力を紹介する冊子「しばた一〇〇選」

 宮城県柴田町の町制施行60周年を記念し、町内の地域資源や魅力を集めた「しばた一〇〇選」の発表会が27日、町槻木生涯学習センターであった。桜や菊、アジサイといった季節ごとの花や景色を切り取った町のPRビデオもお披露目された。
 一〇〇選には船岡城址公園の桜やモミの木、自生する北限として知られる雨乞(あまご)地区のユズのほか、史跡や神社、自然や景観、住民団体、精肉店のコロッケなどを選んだ。町内外から855点(重複を除くと564点)の応募があり、住民有志でつくる選考委員会が絞り込んだ。
 選考委員長を務め、一〇〇選の紹介冊子の制作チームリーダーだった豊川光雄さん(67)は「選んだだけで終わらせてはいけない。活用方法をさらに考えたい」とあいさつした。
 PRビデオは12分の本編と3分の要約版を制作。白石川堤と船岡城址公園に咲く満開の桜を小型無人機で撮影した映像などを交え、「花のまち柴田」や里山の自然豊かな町の様子を紹介している。町のホームページなどで視聴できる。
 柴田町は1956年4月1日、船岡町と槻木町が合併して誕生。発表会は60周年のプレイベントとして開催した。


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2016年03月30日水曜日


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