音楽プロデューサーの朝本浩文さん死去、53歳 14年に自転車転倒事故で意識不明に

2016年12月3日18時36分  スポーツ報知

 UAなどを手掛けた音楽プロデューサーの朝本浩文さんが11月30日に亡くなったことが3日、分かった。53歳だった。由美夫人がこの日、朝本さんの公式フェイスブックで公表した。葬儀は密葬で行った。後日、見送る会を開催する予定だという。

 朝本さんは2014年9月に自転車を運転中に転倒し頭部を強打。以来、意識不明の状態が続き、2年2か月もの間、療養生活を送っていた。フェイスブックによると、亡くなったのは30日午後2時55分。由美夫人が看取ったという。

 由美夫人はフェイスブックで、朝本さんが「呼吸をするだけの体になった時には喉の管を外して欲しい」と生前話していたことを明かし、「その願いだけは…叶える事ができませんでした」と記した。そして「朝ちゃん、これからは安らかに。本当にありがとう!朝本浩文の美しい楽曲の数々が、彼の魂と共に生き続ける事を願っております。これまでの主人に対する皆様のご厚情、ご配慮、そしてあたたかくお見守り下さいました深い愛情に、心より感謝申し上げます」と結んでいる。

 朝本さんは屋敷豪太らが結成したMUTE BEATにキーボーディストとして参加。91年に脱退後はRam Jam Worldを結成する一方で、UA、SILVAらの作品を手掛け、プロデューサーとしても活躍した。

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