「流れ星」ちゅうえい、ＬＥＯのＭＶで俳優デビュー

　「肘神様」のネタなどで人気のお笑いコンビ「流れ星」のちゅうえい（３８）が、シンガー・ソングライターＬＥＯ（３５）の新アルバム「ＴＨＥ　ＯＮＥ」（１６日発売）の収録曲「君」で、ミュージックビデオ（ＭＶ）に初出演した。

　演じたのは、年下の女性スタッフ（小島梨里杏）に片思いするカフェのマスター。演技未経験に近いが、コントで培った表現力と勝負強さを発揮し、バラエティーでは見せたことのない、熱のこもった演技を披露した。気持ちを伝えられず、相手の女性とすれ違う複雑な恋心を表現している。

　表情の豊かさに加え、明るくコミカルなイメージとのギャップを狙いたかったという理由から出演依頼を受けたちゅうえいは「どうも、ジャポニカ“学ちゅうえい！”　ついに、本格的に俳優デビューしました。普段見せない表情を見てもらうのは、正直ちょっと恥ずかし～い」と赤面。それでも、お笑いと俳優の“二刀流”にも前向きで「役者として意欲を燃やしたい。今後は格好つけてギャグをやっていきたいと思います」とノリノリだった。

　撮影現場を訪れたＬＥＯは「監督の合図がかかった瞬間、緊張を感じさせない自然な演技に吸い込まれました。ちゅうえいさんに出演いただいたこと、出会えたことに感謝しています」とコメントした。