伝言 長浦毒ガス貯蔵庫周辺
写真49 煙道口

最初は、焼却場に長い五、六メートルの煙突がたっとったのを覚えてます。ここにいらんものは皆捨てにきていました。そのうち、風洞で焼却場と煙道口をつないどるところを見ました。これはどうなるのじゃろうか、どがいになるのじゃろうかと思うとったら、この上から煙が出始めました。

真ん中の煙道がもともとのもので、両サイドにできたんで真ん中はつかわれんようになったんでしょう。風洞は鉄板で鍛冶屋がこしらえた。機械工は非常にそろうとったです。外注しません。大工も左官も鍛冶屋も、みなそろうとったです。一〇名以上おりましたね。