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群馬県のニュース

「平地の3県境」はどこ? 場所の問い合わせ 後絶たず 

更新日時:2016年9月12日(月) AM 06:00
 群馬県板倉町と埼玉県加須市、栃木県栃木市の境界線の画定後、「平地の3県境」を訪れる人が増えているが、場所がわかりづらいため、地域住民や近隣施設に道を尋ねる人が後を絶たない状況になっている。

【青森、岡山からも… 「うまく伝える方法考える」】

 4月に県境画定に伴う調印式の様子が報じられると、一目見ようと訪れる人が急増した。青森や岡山など遠方が来る人もいるという。現場周辺に案内看板が設置されたが、土地勘のない人にはわかりづらいようで、3県境に近い道の駅「きたかわべ」(加須市)で道を尋ねた人は4月72人、5月143人、6月174人、7月106人、8月74人と推移している。

 約20年前から3県境をPRしてきた古沢満明さん(82)=栃木市=は「1日に10人以上、道案内したことがある。観光の目玉としてもっとPRしてほしい」と要望する。誘客につなげようと独自のパンフレットを作製した町産業振興課は「うまく伝える方法を考えたい」としている。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

3月31日に行われた境界線画定に伴う調印式後に境界点を示す(右から)鈴木俊美栃木市長、栗原実板倉町長、大橋良一加須市長(4月1日付本紙より)

 

3県境に立つ上毛新聞・週刊風っ子キャラクター「ピュルルン」(奥)と板倉町のご当地キャラ「いたくらん」(3月13日付週刊風っ子より)