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三重イオンモールが出店を検討 津の「サンバレー」跡地
「サンバレー」の愛称で親しまれ、二月末に閉店した津市高茶屋小森町の複合商業施設「イオン津南ショッピングセンター サンバレー」の跡地に、イオンモール(千葉市)が出店を検討していることが分かった。サンバレーの閉店を惜しむ地元の声は多く、イオンモールの出店が実現すれば、地域の活性化にもつながりそうだ。 同社の広報担当者によると「正式決定はしていないが、跡地への出店は検討している」という。 サンバレーは、一九七八年九月、衣料や雑貨店など約五十の店舗が入った複合商業施設として開業。二〇〇〇年、専門店のリニューアルに伴い、「イオン津南ショッピングセンター」に改称した。 〇二年に、スポーツ総合店や家電量販店などが入居する新館を設置。年間で約四百万人の買い物客が利用する人気の施設だったが、建物の老朽化に伴い、二月末で歴史に幕を下ろした。閉店セレモニーでは、名残を惜しむ大勢の買い物客らが詰め掛かけた。 サンバレー跡地は現在、重機が入り整地作業をしている。同社広報によると、出店に向けた動きは検討段階とのことで「開業へのスケジュールは未定」と述べた。 イオンモールは、イオングループのショッピングモールの運営会社。国内をはじめ、中国やインドネシア、カンボジアなど海外でも展開している。県内では二〇一三年に「イオンモール東員」(東員町)が開業するなど、六店舗を運営する。 東海地方でも、十二月に「イオンモール長久手」(愛知県長久手市)が開業予定。 (池内琢) PR情報
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