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北海道函館市美原4丁目6の16
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FAX 0138-47-9205

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ヒグマの行動

ヒグマとの速度比較例
▲ヒグマの最高時速と、ヒト・自動車との速度比較例。

ヒグマの運動能力
ヒグマは人間よりもずっと速く走ることができ、時速50kmは出せるといわれています。また、水の中に入ることも平気です。また、通常の生活で高く跳び上がることはほとんどなく、例えば60cm程度の高さの電気牧柵でも、大抵のヒグマは跳び越えるよりその下をくぐろうとします。


ヒグマの行動圏
ヒグマは季節ごとに食物や冬ごもりの場所を求めて一定の範囲を移動します。この移動範囲を行動圏とよびますが、この広さは、オスとメスで異なります。渡島半島地域での調査では、メスの行動圏は5〜15ku、オスでは100ku以上になることが確認されており、メスにくらべてオスが広範囲で行動することがわかっています。なお、渡島半島地域のヒグマの行動圏は、北米のヒグマに比べて小さいことがわかっています。

ヒグマの行動半径 比較例
ヒグマの行動圏の比較例

ヒグマ親子ヒグマの子育て
ヒグマは、食物が確保できない冬の時期には、土に掘った穴などで冬ごもりをします。メスはこの冬ごもりをしている1〜2月ころ、穴の中で1〜2頭の子どもを産みます。3頭以上生むこともありますがまれです。子グマは、普通生まれてから約1年半は母グマと一緒に過ごし、その間、母グマは子グマを大切に育てます。この時期母グマは子グマを守るため、外敵などに対しては神経質になっていることが多いようです。オスグマは子育てには参加しません。また、母グマは子育て中はオスグマを寄せつけません。
冬ごもりの穴の入口
冬ごもりの穴の入口:これはメスのヒグマが掘った冬ごもりの穴の入口です。傾斜地のササ原に自分で掘ったものですが、ヒグマは出た後でここにはいません。
冬ごもりの穴の内部
冬ごもりの穴の内部:冬ごもりの穴の内部は、入口近くにあったマツの枝葉や ササの葉、枯葉などが敷き詰められてベッドのようです。このような穴の中で、メスグマは子を産みます。

用語解説
電気牧柵

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