【巨人】代打・坂本、値千金の逆転3ラン「内海さんに勝ちをつけたかった」
2016年9月8日20時54分 スポーツ報知
◆阪神1―3巨人(8日・甲子園)
2位・巨人が意地の逆転勝ちで阪神を下し、首位・広島の、この日の優勝を阻止した。 巨人の先発は2年ぶりの中5日先発となった内海。
初回、亀井、ギャレット、阿部の3連打で1死満塁のチャンスをつくった巨人だったが、村田が二ゴロ併殺に倒れた。
内海はスライダーを武器に3回まで阪神打線を1安打無失点に抑えた。
4回、内海は先頭の大和に甘いスライダーをとらえられ、右中間を破る二塁打を許す。1死後、4番・福留に中前適時打を浴び、先制された。
2回から7回まで阪神先発・青柳の前に無安打だった巨人打線。8回、1死から代打・堂上、続く代打・長野が連続死球。さらに代打・坂本のところで青柳は降板。藤川がマウンドへ。坂本は藤川の甘いフォークをすくい上げ、左翼席ぎりぎりに飛び込む逆転3ランを放った。
8回はマシソン、9回は沢村が抑え、内海に8勝目をプレゼントした。
坂本勇人「(逆転弾はバットに)合わせた感じだったんで(入るか)どうかなと思ったけど、風にも乗って入って良かったです。内海さんがいいピッチングしていたので、なんとか勝ちをつけたいと思ってました。前の2人が(死球で)体を張ってつないでくれたので、コンパクトにという気持ちで打ちました。ぼくらは一戦一戦戦うしかないんで。(故障した足の)状態見ながら、1日でも早く(スタメン)復帰したいです」