衝突の有無で判断=新基準、球宴明けにも運用へ-コリジョン・ルール

 日本野球機構(NPB)は7日、都内で日本プロ野球選手会と事務折衝を開き、今季から導入した本塁上での衝突を禁止したコリジョン・ルールの適用について、実際に衝突があったかどうかを重要視する新基準案を示した。これまでは、守備側の選手が走路に入っていただけで適用されていた。守備側選手のブロックや、走者のタックルの禁止に変更はない。
 近日中にセ、パ両リーグ統括や規則委員らが各球団に説明し、16日にも開かれるNPB規則委員会で正式決定する見込み。12球団の同意を得られれば、オールスター戦後の18日の公式戦から運用される。 
 コリジョン・ルールは今季、判定をめぐって複数球団から意見書や質問書が提出されるなど混乱が続出した。4日の12球団実行委員会で規則改正はせず、運用基準を見直すことを決めていたが、時期については各球団の意見が分かれていた。(2016/07/07-19:21)

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