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    韓国に最新ミサイルTHAAD、米韓が配備決定

     【ソウル=井上宗典】韓国国防省と在韓米軍は8日、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」の在韓米軍配備を正式に決定したと発表した。

     2017年末までの運用開始を目指す。配備場所は数週間以内に選定する方針だ。THAADをめぐっては、米韓が3月、「共同実務団」を設置し、実務的な協議を進めてきた。配備が正式に決まったことで、高性能レーダーで自国軍の監視にも利用されると懸念してきた中国は一層反発を強めている。

     米韓は8日午前の記者会見で共同発表文を出し、「増大する北朝鮮の脅威に対応するため、米韓同盟のミサイル防衛体制を向上させる措置」とし、「米韓同盟の現在のミサイル防御能力を強化させることになる」と配置の意義を強調した。

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    2016年07月08日 13時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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