【私のおしゃれ学】ファッションモデル　松岡モナさん　１７歳のサクセスストーリー (1/4ページ)

　ランウェイを堂々と歩く姿は、とても１７歳とは思えない。ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリと続く世界四大コレクションを中心に活躍中。名だたるファッション誌の表紙を数多く飾ってきた。今、世界で最も注目されているファッションモデルの一人と言ってもいいだろう。

　父親はアイルランド系アメリカ人で母親が日本人というハーフ。「子供の頃は、本当にやんちゃでしたね。裸ではしゃぎ回ったりとか、歌ったりとか、それでいて、おしゃれも大好きでした」

　転機となったのは９歳のとき。母親の実家がある広島に移り住んだ。

　「そんなにカルチャーショックはなかったですね。日本語も話せたし。でも、漢字が読めなくて、あまり友達はできませんでした」

　そんな娘の将来を心配して、母親が東京の芸能事務所に応募。抜群のルックスが評価されて即採用となり、ここからサクセスストーリーが始まった。

１３歳のときにプラダのショーに出演