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【Style of the PRINCE】第29回ゲスト:興津 和幸さん Vol.4
【Style of the PRINCE】第29回のゲストは興津 和幸さんです。 高橋 伸也さんとは一緒に旅回りをしたことも!――このインタビューではみなさんの交友関係もお聞きしています。役者仲間で仲のいい方はいらっしゃいますか? 僕ね……役者さんの友達ってほとんどいないんです。ダメなんですよ僕。お芝居にその人が出てると、顔が思い浮かんじゃってつい笑っちゃうから(笑)。 ――よく、女優さんが乙女ゲームをしていると、相手役の役者さんの顔が出てきて恋愛どころじゃなくなるとおっしゃいますけど、そういう感じですかね? そうですね(笑)。だから仲がいい方というと、プライベートも付き合いがあるプロ・フィットの高橋 伸也さん(※注1)ですね。
※注1/高橋 伸也
――高橋さんとは随分前からのお付き合いなんですか? 僕が上京したてのとき同じ事務所で、かれこれ10年ほどになりますかね。飲みに行ったりもしますし、2回ほど、二人でイベントをやったことも。昔、仕事で一緒に旅回りをしたこともありましたね、そういえば! ――旅回りですか? 芸術鑑賞会といって、全国の小中学校の生徒さんや児童さんにお芝居を見てもらうんです。 ――ああ、ありましたね! オーケストラの音楽を聴いたり、お芝居を見たりする行事が。 はい、それです。6人の役者で、日本中を3ヶ月かけて回りました。あれは個人的にも楽しかったですね。全国、行く先々でオモチャ屋さんを巡れたので(笑)。宿についたらすぐ、「あそこにオモチャ屋があった!」と出掛けていってました。 ――お好きですねー!(笑) 旅回りだと、それくらいしか娯楽がないんですよ! というか……そもそも娯楽が少ないんですよね、僕(苦笑)。 ――だから、テニスを壁打ちから始めてみようと(笑)。 そうそう。でもね、まっすぐ球が飛ばなかったんですよね、学生時代、体育の授業でやってたときは。どうやら、硬式テニスのラケットの正しい持ち方がわかってなかったんだな~。そこからまず教えてもらわないと、壁打ちで周りの迷惑になっちゃいますよね(笑)。 ――そうですね、球が真っ直ぐ飛ばないのはまずいでしょうね(笑)。 そうか、壁打ちをしている上手なおじさまを見付けて、「すみません、初歩から教えていただけませんか?」と声を掛けてみればいいんですよ。そうしたら、テニス友達ができるかも(笑)。
松風 雅也さんが羨ましくてキーッ!!と
――ちなみに、興津さんは特撮がご趣味ですよね。特撮トークで盛り上がるお知り合いはどなたなんですか? そうですね……意外と知り合わないんですよ。役者だと大川 透さん(※注2)という方がいらっしゃいますが(笑)あの方は特別なんです。あと、みなさんよく勘違いされるんですけど、仮面ライダーと戦隊モノに詳しい方はよくいらっしゃるんですが、ゴジラが大好きな人って、そうそう出会わないんですよ。松風 雅也さん(※注3)にも、そう言われました!
――『電磁戦隊メガレンジャー』(※注4)のメガブルーを演じられていた! 「『メガレンジャー』をTSUTAYAで発見しました」とお伝えしたら、「なぜそんなコーナーに?」と聞かれたので、「ゴジラとか好きなんですよ」と答えたら、「ゴジラ好きとは珍しいね! 僕、東宝でゴジラの背中に乗ったことあるよ」と自慢されましてね。松風さんは、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』にも出演されていたそうで、羨ましくてキーッ!となりました(笑)。
――役者さんよりも、ベテランのスタッフさんのほうが、特撮映画に詳しい方がいらっしゃるんじゃないですかね? それこそ、松風さんのようにお仕事で関わった方も多そうですし。 はい。鈴村さん(※注5)ともお話させていただいたことはありますが、ヒーローがお好きなんですよね。年代的にも、昭和特撮ヒーローブームの申し子ですよね。ゴジラはそれより随分前の世代になってしまうし、僕と同い年くらいで怪獣にハマった人も少ない。特撮好きよりも、アニメ好きのほうが数も多くなりますよね。 (次ページにつづく)
※注2/大川 透
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