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【Style of the PRINCE】第3回ゲスト:岡本 寛志さん Vol.2
前回に引き続き、第3回のゲスト・岡本 寛志さんにお話を伺います。
岡本さんのアニメデビュー秘話のほか、過去にやられたアフレコ以外のお仕事についても語っていただきました!
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アニメデビュー作で憧れの大・大先輩と……
――青二プロダクションへの所属が決まり、プロとして第一歩を踏み出した岡本さんですが……デビュー作はどんな作品だったんですか?
それがですね……僕の記憶が確かならば(笑)、初めてギャラをいただいた仕事は、アフレコではなかったはず。このへん、ちょっとぼんやりしてるんですけど、確か顔出しの仕事。エキストラでした。ちなみに、ギャラはウン千円くらいだったかな? 仕事自体は、それほど特筆すべきことはなかったんですけど、ものすごく遠目から、叶姉妹を見ることができたのがお得だったかなと(笑)。
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――では、声のお仕事だと?
アニメの『ソニックX』(※注1)ですね。確か、看守役だったと。すみません、ぼんやりしてて(苦笑)。事務所に入って、1年目の終わりくらいだったと思います。
まわりがみなさん、先輩ばかりなのはもちろんですし、あの大塚 周夫さん(※注2)もいらっしゃいまして、とにかく、ものすごく緊張しましたね。
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――大塚は大塚でも、明夫さん(※注3)ではなく周夫さんのほうですか!
そうなんですよ。もう、大先輩どころの話じゃないです(笑)。
しかも収録が終わったあと、僕、周夫さんにお茶をごちそうになったんですよ! 大先輩のベテラン役者の方も一緒だったんですが、周夫さんは僕とその先輩に芝居の話をとうとうと聞かせてくださいました。雲の上の人から直接お話が聞けて、「なんて贅沢な時間なんだろう」と、大感激しました。
――『ソニックX』の台本をもらった時も、嬉しかったんじゃないですか?
もちろんですよ。台詞は二言くらいでしたけど、もう必死でした。「ここで頑張らないと!」って。
――で、実際にスタジオに入られて?
確か、僕のはオフ台詞だったんですよね。背中越しか何かのシーンで。だから、少し気がラクだった気がします。
ちゃんとキャラクターの口が見えてるほうが役者としては嬉しいんですけど、その口に台詞を合わせなきゃと思うと、絶対に失敗できないじゃないですか。オフ台詞だったら、なんとか大丈夫かな? と思いましたね。
でも、やっぱり最初は上手くできなくて。誰かが牢屋に乗り込んでくるという緊張感あるシーンだったので、「もっと緊迫感持って!」とダメ出しされた覚えがあります。
もう一度やってみたい新人時代の意外な仕事とは?
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――その後は、どんなお仕事を? 先ほどのエキストラの例もありますが、声優さんは意外に、新人時代はアニメ以外のお仕事もあると伺いますが?
そうですね。それこそ、自分が生身で出る仕事もやりますね。僕がいちばんよく覚えているのが、MCの仕事なんです。
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池袋のサンシャイン60で、いろんな企業が一同に会するイベントがあったんですが、その一企業……富士ゼロックスさんの社員になりきって、ブースを訪れたお客さんの前で商品のプレゼンをしました。
――ナレーターコンパニオンに近いお仕事ですね。商品情報を全部覚えるのは大変だったんじゃないですか?
はい。ちゃんと分厚い台本があって、その通りに進めないといけないですからね。
ほかのブースは、いわゆる女性のコンパニオンさんが立って説明していたんですが、富士ゼロックスさんは動きを交えつつ。時間帯別にもうひとりの女性の方と交代で出ていたんですが、その方も舞台女優さんでしたよ。とても面白いイベントでしたね。
――では、衣装もスーツで?
もちろん。そのために、スーツを新調して頑張っちゃいました(笑)。
だから、ナレーションをやっているというより、舞台で芝居をやっている感じ。終わった後も、制作スタッフのみなさんから「よかったよ!」と声もいただいて、一緒に打ち上げもやり。
ものすごく楽しくて、2日間が終わってしまうのがもったいないというか、寂しかったですね。あの仕事は、本当に印象的でしたね。
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