Photo: Kyle Rivas/Getty Images
数ヶ月前からアルバムについてほのめかしていたセレーナは、自身の人生における新たな一章である新作が、ファンに向けての「真実」の告白となることを語っていた。
「このアルバムはいろんなことに対する私の視点よ。1つのことについての作品ではないの」とセレーナはMTV Newsに語った。
「私は23歳になるのだけれど、世界が奇妙な形で動いていることを見てきたわ。『何が起こっているの?私は幸せ?この人たちは私にとって良い存在なの?この人たちは他の人にどうしてこんなことしているの?』って、人生を一歩引いて考える瞬間があって。精神的に人生とは何かをようやく発見したところだし、そういった全てのことが少しずつアルバムに詰まっているの」
前作『Star Dance』のリリースから2年、セレーナはその間、「優しさ、恋愛において信頼したり、心を痛めたり、情熱を抱いたりすること、ありのままの自分でいること」など、さまざまな経験にインスパイアされてきた。そのような経験があったからこそ、自分の物語を共有したいと考えたのだとか。
「アルバムを買ったら、そこから物語を伝えられるのが大好きなの。テイラー(・スウィフト)はそれが得意よね。アルバムを買って物語を追うことができるって、偽りの無いことだと思う」とセレーナは説明した。
「私にとって、それはたくさんのヒット曲をリリースするよりも挑戦的なこと。今作ではそういったことをしたかったのよ」
今回はセレーナ自身が曲作りのプロセスに深く関わっており、彼女自身の言葉で物語を伝えることになる。
「大きな変化だったわ。たくさんの意見を出していた状況から、みんなから“君は何をしたいの?”って聞かれる状況になったの」とセレーナは振り返った。
「最高だったし、それこそが私が必要としていたことだった。安全地帯から自分自身を押し出すような経験だったわ」
MTV News